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INTERVIEW

ピアノフラメンコ 安藤 紀子

安藤さんの音楽のルーツ、今に至る経緯などをお教えください。

幼少の頃から洋楽を聴く環境で育ち、高校生でロックが好きになりバンド活動を始めるました。そこから徐々にJazzへと興味が移りました。 成人してからjazz pianoを始め、後にプロとして活動するようになりました。もともと、いわゆるクラシックのようなアカデミックなピ アノ教育を受けたわけではなく自分の興味の赴くままに進んできました。影響受けたJazz pianist ではビル・エバン ス、 ハー ビー・ハンコック、リッチーバイラークなど、不協和音を重視した和声の美しい奏法のピアニストに憧れました。
10年ほど前からフラメンコに興味をもち、本格的にやり始めたのは5年前くらいからです。
日本ではピアノでフラメンンコをやられる方は、かなり少ないと思われますが、本場スペインでは、ディエゴ・アマドールやドラ ンテ ス、 チャノドミンゲスなど、素晴らしいフラメンコピアニストがいます。彼らの演奏を聴き、衝撃を受け自分でも表現したいと思いました。私自身 まだ道半ばですが、フラメンコのトラディショナルな部分へ敬意を払いつつ、ピアノでフラメンコを演奏するという新しい試みを更に、磨いていきたいと考えています。

今回のコンサートについて、見どころや押しポイントをお教えください。

私のCDアルバムの共演者であり、信頼おいているパーカッショニストの容昌-(Yosuke)氏とパルマの小谷野氏を含めた三人構成で、激しく躍動感あるものにしたいと思っています。フラメンコは本来のギターの音楽ですが、ピアノでも表現出来るのだということ、またフラメンコ独特な形式やリズム(コンパスを取り入れ、演奏者同士の合図や呼吸などフラメンコ一連の流れ)を体感して頂けたらと思っています。

ありがとうございました。それでは最後に今の安藤さんの音楽に対する率直な思いをお聞かせ頂いて、インタビューを終わりにしたいと思います。

黒人が生み出したJazz、ユダヤ人が奏でるリッチーバイラークの音、そしてジプシーが創り上げたフラメンコ。共通しているのは、 迫害されながらも生き抜いている霊歌のような魂を揺さぶる音楽。そんな音楽に強く惹かれてきたのだと思っています。自分の奏でる音が、聴いて下さる方の心に少しでも、私が感動し影響受けた想いを届けることが出来たら幸いです。

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